2013年9月23日月曜日

いちばんここに似合う人


ここ最近の私の師匠となっているミランダジュライ。
まず映画から入って、彼女のウェブ、その中でのプロジェクト。英語だからわからないとこあって悔しい。
映画もそうだったけど、小説でも、とにかく性描写が多く、最初理解しにくい感じも。


ミランダの描く子供が、本当の子供だったのも印象的。ミランダ自身の質問や発想を、子供に置き換えているのだろうけど、そうだとしたら本当にとても純真で、子供から大人になる境のあまりない人だったんだろうなあと思う(本来みんなそうなはずだけど)

だから性描写もただ、ありのままで、ミランダの大人子供にときめく結果になりました。


さすがフェミニズムを磨き上げていて、それは美しく。女性同士の人間関係をえがくものも多かった。同性愛という言葉ではない、あくまで(人間関係)というように感じた。



どの物語にも好きな箇所がありすぎて、ピックアップしてノートの書くのが大変でした。



忘れているふりをして、ふりをしているふりをして、そのうち大人になってしまうかもしれない。


子供たちの奥底に眠るエネルギーと直接交信をして、読み書きができるようになるとまではいかなくとも、何かしら楽しみを見いだせるように導いた。みんながいつの日か愛を知ってくれればいいと思った。女の子たちにはしゃんと胸をはって、恐れずに暗闇に向かっていってほしかった。男の子たちにはもうちょっと落着いてほしかった。


彼女のなかには、わたしのための場所がある気がした。拒絶しようと思えばできるタイミングがあっても、彼女はそうしなかった。彼女は自分からは何も聞いてこないかわりに、逃げもしなかった。わたしがまず他人に求めるものはそれだった。逃げないこと。
足下に赤いカーペットを敷いてあげないと友人関係に踏み出せない人というのはいる。
周り中から、いくつもの小さな手が自分に向かって木の葉みたいに差し伸べられていても
その人たちにはそれが見えないのだ。


人はみんな人を好きにならないことにあまりに慣れすぎていて、だからちょっとした手助けが必要だ。



全部違うお話から好きなとこ集めてみた。これは読んでみてください。


わたし好きだった箇所、倦怠期の夫婦がエキストラに参加する話で、カットがかかるまで演技するのだけど、声を出さないようにしなきゃいけない、演技から二人の距離感、その(カット)がかかるまでの時間の描き方が逸品で、こんなにドキドキしたの(本で)はじめてだった。ちなみにこのお話は、わたしの残りの人生の11日目。って表現がされてて、これは映画「the future」の元になってる話なのかしら、と勝手に思ってます。


とにかく映画も小説も是非!!へたくそな説明でどうしよもないけど、みてほしいです!









わたしが憧れるのは、一日のはじめから終わりまでゆるやかに、丁寧に動ける日のように、規則正しくわかりやすい文章を描く人。
それと上のように、一瞬で心をつかむ文句を考える人。ほんとかっこいいよ。会ってみたい。どんな環境で育ったんだろう。







それにしても、今日はなにをした、どこ行った、とかいうのが少なすぎるブログ。。
だからこれは近況。もっとね、人の写真も撮りたいんだよねーー。インスタに、めっちゃかわいいカップルいて、はー、人撮りたいってつくづく思うから。
エビとかいいから人撮ろー。



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